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05:55:37
ジーザス・クライスト・スーパースターのポスターを中野駅の高架下で発見。
トミーのポスターはいかしてたが、このポスターは聖飢魔Ⅱもしくはアングラ演劇のポスターみたいだ。

ジーザス…(以下省略)といえばロックオペラ。
ロックオペラといえばサヴァタージである。

サヴァタージというバンドはヘビメタを知らない層には馴染みがないだろうが、ジーザス…的なロックオペラを得意とするパワーメタルで、いわゆる様式美パワーメタルである。
様式美といえば、70年代にはレインボー、80年代にはイングヴェイ・マルムスティーンや、アクセプトといったグループが有名。
ジャーマン・メタルや北欧メタルがその主流となると、パワーメタルは90年代以降のメロスピに進化していく。
サヴァタージもその過程に出てきた様式美系バンドの一つなのだが、他と一線を画す存在だった。
アメリカのバンドながらクラシック音楽のようなドラマチックなサウンドを十八番とした彼らは、クイーン+メタリカと形容されたほど独創性に富んでいた。
中心人物はジョン・オリヴァ(Vo)とクリス・オリヴァ(G)の兄弟。
そこにポール・オニールというアンドリュー・ロイド・ウェーバーに傾倒する作曲家が加わり、壮大なロックオペラを生み出していく。

ジャーマンメタルや北欧がやたらと横行した時代、大阪のメタル専門店でサヴァタージのCDを買うと、私が様式美好きだと知った店員が話しかけてきたのを今でも覚えている。
私がツーバスドコドコにネオクラシカルな速弾きやハイトーンを散らかしたようなメタルにはうんざりしているとも知らず…

そう、サヴァタージの躍動感はハロウィン以降のメタルではけっして味わえない。
ましてや昨今のゴシックメタルなどには到底辿りつけないミステリックなダイナミズムに溢れている。(ザッカリーのソロバンドが最近、ダヴィンチコードのようなコンセプトアルバムを出していたが、テンプル騎士団の世界観はまさに彼らにうってつけのモチーフだ)

さて、このバンドも90年代のメタルバブル崩壊の影響を少なからずとも受けたのか、当たり障りの無いザッカリーという男をボーカルにすげ替える。そのとたん、クリスは事故死。あの芸術品のようなギターワークは伝説と化した。その後、平凡なバンドになってしまったサヴァタージの噂は最近ほとんどなく、メンバーのソロプロジェクトがたまにリリースされるくらいだ。  私がサヴァタージで好きなのは… Hall Of The Mountain King (1987) Gutter Ballet (1990) Streets A Rock Opera (1991)の3作品。

Hall Of~ではクラシックの名曲「山の魔王の宮殿で」をインストで披露。それまでアングラなパワーメタルだった彼らが本領を発揮するのもこのアルバムからで、クリスの壮麗なギタープレイと天性のリフメーカーとしての才能が開花した作品。
Gutter Ballet
続くGutter Balletはピアノを導入し、唯一無二の個性を発揮した秀作。芸術的センスが一気に高まったアルバムだ。
初心者はこのアルバムから入るのがベストだろう。

そしてその名もずばりロックオペラのStreets A Rock Operaでサヴァタージの音楽はメタルというジャンルを超え燦然と輝く名作を生み出す。感動のスペクタクル巨編に仕上がったこのアルバムは、クイーンズライクのオペレーション・マインドクライムに並ぶとまでいわれる。

こうしたコンセプト・アルバムが最近リヴァイヴァルの様相を呈してきているのは、ロックオペラの大御所ミートローフや、マイケミカルロマンスといった新世代のロックバンドがその手の作品をリリースしていることでもわかるだろうし、ここらでサヴァタージの再評価を世間に期待しようではないか!

Gutter Ballet - Savatage


Savatage - Jesus Saves


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ロンギヌスキー

Author:ロンギヌスキー
レア・メタル・グルーヴのオピニオン・リーダーとして、バンド・DJ・執筆活動など多岐に渡り活躍。Web対談「オーラの歪」のメインパーソナリティとしてインディーズシーンに貢献。独特の世界観と思想が持ち味。

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