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02:06:22
 アンダーワールドに魅了される我々はオフェリアのように揺れ動く少女の心と同じだ。それは上や下への存在(つまり神や悪魔といった)への観念が揺らいだという動かぬ証である。
パンズ・ラビリンス
 ハリー・ポッター・シリーズ以降ファンタジー系の映画が数多く登場したが、「パンズ・ラビリンス」は同列で扱ってはいけない作品だ。反戦・反ファシズム映画でありながら、アドルフ・ヒトラーの夢見たアンダーワールドへのロマンが描かれているところがじつに面白い。

 物語は1944年のスペイン。独裁主義の大尉と再婚してしまった身重の母と暮らすオフェリアという少女が主人公。ゲリラが潜む山奥で異界の扉に遭遇してゆく過程は、疎開先の屋敷でアナザーワールドへ迷い込む「ナルニア王国物語」を彷彿とさせるが、なかなかその全貌が明らかにならないところがこの作品のいいところ。

 主人公の少女オフェリアは妖精に出会い、森の中の迷宮へと導かれる。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられる。
どファンタジーを期待していると違うだろうが、幻想と現実が交錯する展開はスリリングで、結末は大人にも納得のいくストーリー。

 さて、この映画に登場する「パンズ・ラビリンス」のモチーフになっているのは何だかよく知らないが、見たところ「迷宮」といったほどのものではない。ラビリンスといえば、かつてデヴィッド・ボウイがゴブリンの王様を演じたジェニファー・コネリー主演の映画「ラビリンス~魔王の迷宮」を思い出すのだが、ここには大掛かりな迷路は出てこない。出てくるのは森の中に太古の時代のものと思われる朽ち果てた遺跡で、それが実在のものであるにかかわらず、少女以外の登場人物はそれについて触れようとはしない。

 重要なのはパンという牧神が、キリスト教が普及する以前の信仰を象徴しているということだ。そしてパンの迷宮は、魔法の王国への入り口として世界に数箇所置かれているということに注目すると、どうやら魔法の王国のモデルは、世界各地に伝わる地底に存在するという幻の王国であるように思う。
 すなわち、俗にアガルタ、とかシャンバラとか云われる地底王国の神話である。
その入り口は秘密とされており、チベットのポタラ宮や、トルコのカッパドキアなどにあると云われている。
UFOもじつは地底から来ているといった説もあり、地球の内部には別の空間があるのではないか?といった考え方はずいぶん昔からある。
それは「地球空洞説」などとも呼ばれており、人々の関心は空の向こう側だけではなく、地中深くにまで向けられていたのだ。

 じつのところ、地球の内部に関して、マントルやコアがあるといったことを科学の授業で習ったとしても、まったくもって実感がないし、誰もそれを実際見た者はいないわけである。
じつは地底人がいて地下に広大な都市を建設しているといった憶測も生まれてしかりなわけだ。まさしく都市伝説である。

 中国で最近、北京オリンピックに向けた開発で偶然にも地下に核シェルターと思われる人工的な空間を発見したというニュースがあったが、伝説として有名なのはベルギーのブリュッセル地下にある暗黒都市ブリューゼルだろう。
 1989年にベルギーの首相ファンデン・ブイナンの誘拐事件にまで発展した地底人の都ブリューゼルには、やはりフリーメーソンなどの秘密結社が関わっているとされる。
極北に封印された「地底神」の謎―地底世界に蠢く太古の神々“異人類”の真相!! (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス) 北周一郎氏の「極北に封印された「地底神」の謎」という本には、その辺の事情の詳細が述べられおり、シベリアに超新星が落下したといわれている「謎のツングースカ大爆発」で、前代未聞の地下遺跡が発見されたとある。
推定1000万年という古さもさることながら、それは遺跡と呼ぶにはあまりにも近代的な「地下都市」であり、しかもそこには太古から未知の「異人類」が隠れ棲み、人類は彼らを「地底神」としてあがめてきたというのだ。
 地底人にせよ、宇宙人にせよ、彼らのいる異世界は、我々のすぐ足元に広がっているという認識は、最近よくいわれるダーク・マター(暗黒物質)のように、目に見えないだけで身近に存在しているのだろう。
 しかし、オフェリアが体験したように、アンダーワールドへの道は現実世界を生きることと同じくらい険しい…。
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ロンギヌスキー

Author:ロンギヌスキー
レア・メタル・グルーヴのオピニオン・リーダーとして、バンド・DJ・執筆活動など多岐に渡り活躍。Web対談「オーラの歪」のメインパーソナリティとしてインディーズシーンに貢献。独特の世界観と思想が持ち味。

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